「毎日食べたい和菓子」を作る
小さかったとき、家に帰るといつも祖母の手作りお菓子が待っていました。
商店街に並んでいる食材で作る家庭の和菓子。桜もち、わらびもち、鬼まんじゅう、大福、おはぎ、おしるこ...春夏秋冬、季節の記憶と結びついているお菓子たち。
大人になって探してみると、そんな素朴な和菓子が少なくなっていることに気づきました。
このままなくなってしまうのは寂しいと思い、ひとり作り始めたのが絢音の始まりです。マルシェを中心におすそ分け販売をしていましたが、もう少しだけ多くのお客様にお届けするため、樹齢100年超のくすのきの下に小さなお店えを構えました。
子どもを思う女性の視点から素材を選び、余計なものは使わず手作りするから、毎日でも安心して食べられる「身体と心にやさしいお菓子」。日々の生活に小さな幸せをお届けできるよう願いを込めて作っています。
店名のこと
「絢」には、鮮やかで美しいという意味があります(これは私の名からとりました)。この字の意味する繊細な女性らしさを大切に奏でていきたいという想いをこめて、店名は「絢音」に決めました。
素材のはなし
季節のお菓子作りで大切にしているのは、旬のものを使うこと。例えば、地元名古屋っ子のお菓子の定番鬼まんじゅうはサツマイモの旬である秋に作ります。鬼まんじゅうは、サツマイモの味と食感がそのまま美味しさにつながるので、全国の産地からいろいろな品種を取り寄せて、味と価格を比較。毎日安心して食べられる手軽さと美味しさにこだわりました。
お店案内
大きなくすのきが目印です。この木は100年以上、見てきたんだと思います。橦木町の暮らしのなかにあった日々のお菓子を。その素朴で心温まる伝統を絶やさないよう微力ながら家庭和菓子を守っていきたいと思っています。
- SHOP
- 〒461-0014
- 愛知県名古屋市東区橦木町1-15橦木ビル105
- TEL/FAX 052-887-6375
- 【営業時間】
- 火曜日~金曜日 11:00-19:00
土日祝日 11:00-17:00 - 【定休日】
- 月曜日(祝日の際は営業、翌火曜日休み)